電子書籍がいよいよ日本でも本格化しそうな状況だが、青空文庫の限られた範囲のコンテンツ以外、新刊書やビジュアル書籍が大半を占める。デジタル技術を活用して、文献を精読したり、関連文献を踏破する取り組みはこれから。
世界認識を文章で表現するだけでなく、対話の中で表明したり、絵画制作などでの表現、版画や写真などの複製芸術で表現するなど多様な可能性を感じている。
先週、図書館で借りた高山宏の本では、言語至上主義に対するビジュアル表現の価値を強調している。今話題のデジタルヒューマニティでもテキスト情報処理だけでなくビジュアル情報処理も同様に重要。概念の可視化や概念間の関連定義などへの情報通信技術の活用が期待できる。
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