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8月末から9月にかけて、北京で「東アジア出版人会議」が開催されました(「東アジア出版人会議」については、こちらをご覧ください)。[1]は、街角の雑誌スタンド、横顔は筑摩書房の渡辺さん、後ろ姿はみすず書房の元社長の加藤さんです。元平凡社の龍澤さんと私の4名で参加してきました。
[5][6][7][8]は、中国書店の筆、墨、硯、紙、絵の具などの専門店。[7]の硯は、2m近い大きなものです。[9]は、別の書店の中。大きな本が平積みされていたのが印象的でした。中央奥に小さく写っている方が龍澤さん。意外だったのが、漢字の書籍ですが全て横書きでした。
出版者は、全て国有企業で、その数も少ないのですが、書物の市場は活況で、いくつものミリオンセラーが出ています。
ニュースではデモしか放送されないので気づきにくいのですが、文人の伝統を受け継いだ文化人も多く、文革のあらしの後、天安門事件をへて、知的な活動を出版社、書店が支えてきたという活力を感じます。
北京は、どんよりと曇っていてあまり空気が良いように思えなかったのですが、町並みは、10年前に比べると格段に近代化されていました。

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