２００１年９月２３日
悪質ウィルスのNIMDAが９月１９日未明に職場のシステムに侵入してしまい、その対応のために丸二日間の間、外部とのメール、インターネットの接続ができなくなった。不便なことだった。
我が家のパソコンにもウィルスが入っているかもしれないと不安に思いながら、その夜帰ってから確認するとまだ入り込んでいない様子。すぐにウィルス対策ソフトの最新版をアップデートしてとりあえず一安心。このＨＰの元ファイルにも変なものが入り込んでいないのを確認する。
サイバーテロだとかいう噂があるし本当に困ったものだ。テロといえば、ブッシュさんは報復戦争をやるんだと息巻いて「これは十字軍だ」と言い始めるし、片やアフガニスタンの方は「ジハードで受けて立つぞ」といっているものだから、いずれ戦争になるんだろう。下手をすればキリスト教対イスラム教の宗教戦争の再現だ。
私は明日からドイツ、フランスに出張するんだよ。その間だけでも起きないで欲しいものだ。宗教戦争に巻き込まれて命を落とすなんて事になったら目も当てられない。無宗教なのに。
そんなわけで、無事帰ってきたら報告します。
２００１年９月１６日
ＮＹのワールドトレードセンターに対するテロ攻撃には驚いたね。そのニュースの前には台風１５号が東京地方を直撃してばたばたとしていて、そのもう少し前には新宿歌舞伎町での４４人死亡火災事件があって、いろんな物騒な事件が続いている感じだ。
でも、この日記風メモは私の身の回りのことを中心に書いているので、そのような大事件は取り扱わない。そういうことよりも、とうとう我が家の目の前にコンビニが開店した。家の方が丸見えになってしまうので、以前からコンビニ側に目隠しとなるようなものを設置して欲しいと要望していたら、我が家の玄関脇に高さ１．８ｍのラティスを工事してくれた。おかげで、丸見えの状態は防ぐことができた。
それでも夜は煌々と灯りがついて、雨戸をしていない窓からは明かりが入りこんで、電灯を消した部屋の中も薄明かりの状態となっている。玄関の門灯も必要なくなった。
まだまだ環境が変わっていくような気がするがどうなるかは不明。そのうちに中学生、高校生がコンビニの駐車場にたむろするようになるんだろうか。
２００１年９月８日
本屋でいろいろと眺めていて、面白そうな文庫を見つけたのでレジにもっていって金を払おうとすると、「１３００円と消費税を頂きます」と言われて、どうして文庫がそんなに高いんだと驚き、かといって「あ、止めときます」というのもみっともないので、そのまま買ってしまった。講談社文芸文庫の西東三鬼「神戸、続神戸、俳愚伝」という本だ。家に帰ってページ数を調べると２８６頁、ついでに重さを量ると１５５グラムだった。ページ当たり４．５円、グラム当たり８．４円となる計算だ。そういえばこの前買った文庫も高かったなあと思って調べてみると、同じ講談社文芸文庫の坂口安吾「信長／イノチガケ」で定価１６００円、５１７頁、２７５グラムだった。こちらはページ当たり３．１円、グラム当たり５．８円となった。ちなみに米の「あきたこまち」が２０００円で５キログラムは買えるんだよ。
いつのまに文庫がこれほど高くなったんだ。文庫といえば時間が空いたときにポケットから取り出して読み、読み終わったら捨てても惜しくないくらいのものだったのに。
他の出版社からの文庫をみてみたら、手許にある文藝春秋の文春文庫は６３８円、５０６頁、２６０グラム（グラム当たり２．５円）だった。これくらいなら許容範囲だ。
いくら文化は金で換算できるものではない、ましてやグラム当たりいくらで測れるものではない、とはいっても、本の原価なんて著作権料、材料費、印刷代、流通経費、広告費などで自ずと決まってくるものではないか。講談社は利潤を上乗せしすぎではないだろうか。世の中デフレで物価が下がってきているというのに・・・ぶつぶつぶつ
２００１年９月１日
この２，３週間前から右肩がたまらなく痛くなって少し腕を上げるだけでもピリッときていた。前々から少し痛かったのだが、この間からは特にひどくて、背中に腕を回そうとすると「うぐぐぐ・・・！」というくらいの苦しみだった。この前の松本へ旅行したときは、夜寝ているときにも寝返りの拍子に痛くて目が覚めるくらいのものだった。人はこれを五十肩と呼ぶらしい。あまりに痛いのでバンテリンという鎮痛剤を買ってきて肩に塗りこむと痛さも和らいでくれた。できるだけ肩を回すようにして動かしていた方がいいという話も聞いたので、痛さをこらえて動かすようにしている。おかげで、多少は楽になってきた。原因は筋肉の老化なんだそうだ。「そーか、ろーかなのか」という駄洒落で今日はおしまい。
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