2002年5月26日
便利な世の中になったものだ。コンビニから振り込みができるようになったらしい。用があって近所のコンビニからカードを使って振り込んでみた。無事終了といいたいところであったが、手数料を210円とられている。パンフレットを見ると無料のはずだ、そうでなくても割引キャンペーン期間中なので105円のはず。念のため1000円を出金してみると、この場合はパンフレットどおり無料となっている。文句をひとこと言おうにも、コンビニのアルバイトの女の子相手ではどうしようもない。銀行に電話するのがいいのか、コンビニATM係りに電話するのがいいのかよくわからない。どちらに文句を言っても、当方の責任ではありません、と言われそうだし、そもそも担当のところまで辿り着くまでが大変だろう。ゆっくり電話をかけている時間もないというわけで、210円くらいならそのまま放っておこうかという気持にもなってしまう。便利な世の中になっているようで、見えないところでの不便さが増大しているのは確かだ。
人と話をするときはフェイスtoフェイス、金のやりとりは「いつもニコニコ現金払い」がモットーだけれども、そんなことを言っていたら時代に取り残されてしまうな。置いてきぼりを喰わない程度には頑張らないと。
2002年5月19日
美術部古文書の中に展覧会の案内状が何枚か入っているものの、月日だけが載っていて年が記載されていないものがある。例えば下の合同展の案内状だ。左の方は11月17日-21日としか書いていない。曜日も載っていない。右の方は1月20日-24日と書いてあるだけだ。
これから開催年を推定するにはその当時のカレンダーを調べる必要がある。インターネットはこういう時には便利なもので、ちゃんと過去にさかのぼってカレンダーを掲載しているHPを見つけることができる。でも、曜日がわからないとどうしようもない。市美術館での開催だから月曜日は休館のはず。火曜日に作品を搬入して水曜日から日曜日までの5日間の開催というスケジュールではなかっただろうか。それを頼りに調べていくと、左の開催年が1965年、1971年、1982年のいずれかと絞られてくる。右の方も同じ65年、71年、82年の可能性に絞られる。でも、これ以上は生き証人がいないとどうしようもない。心当たりのある人はご一報を。
2002年5月12日
BSE(別名狂牛病)の4頭目が見つかったそうだ。このBSEについては、農家の方で検査にひっかかりそうな牛は検査を受けさせずに闇のウチに処分しているという噂もあって、マスコミ報道をどこまで信用していいのかよくわからないところがある。私もBSE問題が起きてからはできるだけ牛肉を食べないようにしていたが、この前出張に行ったとき、ついふらふらと皆と一緒にステーキハウスに入ってしまった。
メニューにハムステーキなるものがあったので注文、出てくるのを楽しみにしていたが、実際に目の前に現れたのは、ハムではなくて悪質ソーセージのような代物で食べられたものではなかった。BSE云々以前の問題で、インチキもいいところであった。
そんなこともあって、先日肉屋でハムの塊を買い入れ、1センチ厚に切り出してステーキにして食べた。肉の味がして美味。ようやくインチキハムステーキの鬱憤も晴れた。
でも、考えてみれば、800円くらいでスープ、サラダ、ライス付きのステーキを食べられるという方が無理かもしれないとも思う。どこかでつじつまを合わせているんだろう。
2002年5月5日
スケッチブックをもって近くの植物園に出かけて新緑を楽しみながら何枚かのスケッチをした。いろいろな竹が群生している場所もあっって、その竹についている名札がそれぞれに面白かった。「クロチク黒竹」「ハチク淡竹」「ヤダケ矢竹」「ナリヒラダケ業平竹」「メグロチク芽黒竹」「トウチク唐竹」「リュウキュウチク琉球竹」「タイミンチク大明竹」「ホテイチク布袋竹」「ヤシャタケ夜叉竹」などなど。その竹林の根元には蕗の葉がいっぱい生えていた。
そこにおばさん達の一群が通りかかり、
「フキがいっぱいね、これを食べるとおいしいのよ」
「キャラブキにするといいわよ」
「でも筋をとるのが面倒でね、それが困るのよ、ホホホ」
と言いながら通りすぎていった。
その先には梅林があって、いまの時期にはちょうど青梅がたわわになっている。このおばさん達が梅の木を鑑賞して何を言い出すかは、簡単に想像できるというものだ。
竹とフキの葉のスケッチです。
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