2002年11月24日
冬運動の季節だ(ウィンタースポーツのシーズンだ)。アメフトの関東学生リーグで8連覇を続けていた法政大が早稲田に負けた。結局、早稲田と専修大とで関東学生No.1を争うことになったようだ。関西リーグでは昨年の日本一となった関学を破って立命が優勝。多分この調子で行くと、甲子園ボウルでの学生王者は立命だろう。
ラグビーでは早稲田と関東学院が強いそうだ。明治はダメ。同志社も全国大会で上位を狙って欲しいけれども、最近ではベスト4に入れば上出来というレベルだ。天理大も強かったけれども最近は全然アカン。学生スポーツの強豪チームの栄枯盛衰というものはあるものだ。
ラグビーの試合では、強豪と弱小チームとが対戦したときに大差がつくケースが多くなっている。競技人口が減っているので弱小チームはタレントを集めることができず、どうしようもないのだろう。全体に若者人口が減っているので、こういう傾向になりやすい。スポーツ界だけではなく実業界についても同じことだ。学生スポーツにおけるリクルートの成否は4年以内に出るけれども、会社の中でその結果が効いてくるのはもっと遅い。10年後、20年後に採用の成否が顕れて来るというものだ。今の不景気の時代に、そこまで先を見込んで採用できる余裕のある会社は少ないのかもしれない。
2002年11月17日
学生のころ「白水」「王将」の餃子をよく食べていた。夜食用にいつも食べていた餃子定食(要するに餃子とライスのみ)の美味しさが記憶に残っている。「コーテル、イーガー」とか叫びながら店の人が奥の方に伝えていたな。今にして思えば、これだけの食事内容だから、栄養のバランスが崩れた食事を続けていたものだと思う。
今、スーパーで売っている餃子を家でチンしてみても、ベチャという風にしか仕上がらず、昔の記憶にあるようなパリッという餃子にはならない。街のラーメン屋で頼んでもそれほど旨いという餃子に出くわしたことがない。ようやく最近、「こだわりラーメン」という頑固一徹そうなラーメン屋で、本物らしい餃子を食することができた。満足。
中華料理屋は世界中のどこにでもある。当然、餃子はあるだろうと思って注文しようとすると、意外とメニューに入っていないことがある。事情通に聞いたところ、餃子を作るのは中国北方系とのこと、南の方は餃子ではなく雲呑(ワンタン)なのだそうだ。確かに中身は似ている。隣国と言っても知らないことが多いものだ。
2002年11月10日
携帯電話の普及率が56.7%に達したそうだ。最近では、いたるところで小さな携帯に向かって指を器用に走らせている姿を目にすることができる。携帯電話と言っても、電話で話をするよりもメール機能を使っていることも多いようだ。
ところで、平成11年の喫煙率(20歳以上対象)を調べると、平均で26.2%だそうだ。男性に限れば49.2%でほぼ半分の男性がタバコを吸っていることになる。因みに女性は10.3%とのこと。
成人男性のうちでタバコを吸っている人の割合と、全体の人口に対して携帯を持っている人の割合がほぼ似ているということだ。それにしては、最近タバコを吸う男が減ったという気がするし、携帯について言えば、あちらこちらで男でも女でも誰もが使っているように感じるのは不思議なものだ。
因みに私は携帯電話も持っていないしタバコも吸わない。少数派だろうか。仕事ではともかくプライベートな面においては、時代とともに歩こうという気持ちは余り無いのだから、これでも一向に構わない。
2002年11月03日
昨夜のテレビで「美の巨人たち」という番組をみた。内容は英国の風景画家コンスタブルだった。ターナーほど有名ではないが、同じ頃の画家である。昔、コンスタブルの「Salisbury Cathedral」の実物を見て感動して、画集も買った覚えがある。ちなみに「Salisbury Cathedral」の作品は同じ構図の似たようなものが何枚もあるようだ。番組で出ていたのは別の作品「The Hay-Wain」。
コンスタブルの絵の特徴は、空のリアリティにある。とにかく綺麗な空と雲を描く。それ以来、実際のきれいな空を見ても「コンスタブルの絵に出てくるくらい綺麗な空だ」と思うくらいだ。
秋も深まるとますます空が澄んでくる。雲が微妙に浮かび、たなびいて飽きない。そう思っていると今年も後2ヶ月。せわしないものだ。
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