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2003年01月26日
昨日の日経新聞に、地方によって食文化が違うという記事が載っていた。日経新聞社のホームページの「食べ物 新日本奇行」というサイトで日本各地の食事行動を軽いタッチで調査している、その紹介記事であった。最初は「天ぷらにソースをかけるか?」というテーマだったようだ。天ぷらにソースをかけるのは当たり前じゃないかと思ったが、必ずしも日本の常識ではないようだ。西日本に多く、東日本では少ないという分布になったとのこと。餅が四角いか丸いかという話はよく聞くが、天ぷらにソースをかけるかどうか、というのが地方によって違うとは思わなかった。ソースでなければ天つゆをつけているんだろうか。
いま調査しているのは、「ミカンを焼いてたべるか?」というテーマだ。ミカンを焼くんだって!?と信じられない私のような人もいれば、焼きミカンを食べていますという人もいるらしい。もしそういう人に出会っても、「・・・この人は奇人だ・・・」と思ってはいけないということがわかった。

2003年01月19日
Amazon.com
からCDを衝動買いした。定価は1748円、これが15%オフで262円引きとなっていた。これなら十分安いと思って注文画面に入っていくと、1500円以上は送料無料、そうでなければ送料240円がかかるという風だ。1486円なので送料込みプラス消費税で、結局1812円。まあ、これでもいいかと注文、3日目には到着した。ボサノヴァのGetz/Gilbertoだ。「イパネマの娘」(1963年)が特に有名。ボサノヴァのフンワリとした雰囲気は、休日にのんびりと聴くには最適だ。送料プラス消費税をとられるといっても優れた音楽の前には大した問題ではない、と思いたいところだが、消費税が今度6%に上がるという報道もある。いずれ20%近くまで上げないと日本国が立ちゆかないそうだが、そう言われても困るというものだ。
                                     
2003年01月12日
自動車の運転を仮想的に実現するドライビングシミュレータというものがある。先日試乗する機会があった。車といっても本当はただの箱の形をしていて、その箱が上下、前後に動いて、その傾きで加速感などを感じさせるという仕組みだ。中に乗り込んで実際に運転してみると、確かにうまくできているものだと感心する。アクセルを踏めばガーッという音とともに加速するし、ブレーキを踏めばキーッと減速する。中に入っているドライバは箱の中のスクリーンに映し出される風景を見て格好良く運転しているつもりだが、外から見ていると箱がグラングランと動いているだけだ。係りの人は、本物らしく感じさせるためのチューニングが大変だと言っていた。
最近はこの手のバーチャルリアリティが流行だが、あくまでも仮想だ。現実とは違う。今日のラグビー社会人大会で神戸製鋼がサントリーに完敗したのも仮想だと思いたいが、これは現実だ。

2003年01月05日
この冬休みに「ローマ人の物語ⅩⅠ」を読んだ。西暦161年から180年まで在位した皇帝マルクス・アウレリウスのことが書いてあった。ローマの五賢帝のなかの最後の皇帝だ。その統治時代に、東方メソポタミアの「蛮族」パルティア王国が、ローマ帝国の同盟国であるアルメニア王国に侵入して、ローマ軍がこれを撃退するというパルティア戦役が起きている。パルティア王国を地図で見ると、いまのイラク、イランあたりに相当する。民族的に1840年前のパルティア王国と現在のイラクとがどのような関係にあるのか知らないが、地理的にはまさにユーフラテス河付近だ。
時が至って、現在、アメリカがイラクを攻撃することが必至だ。ローマ帝国のマルクスは賢帝と称されているが、United States of Americaのブッシュが賢大統領であるかどうかは、極めて疑問だ。

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