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2003年07月27日
「生活習慣病に克つ新常識」(小山内博著、新潮新書)という本を見つけた。「まずは朝食を抜く!」という怪しい文句が書いてあるので、きっとセンセーションを狙ったいい加減な本だろうと思いつつ、パラパラと読んでみると、これが面白い。いくつか成る程と思うところがあったが、その中で、自分の生活で気をつけようと思ったのは、夕方に腹が減っても菓子をつまむのを止めようということだ。普段は、12時過ぎに昼食を食べ、次に夕食を食べるのが夜9時頃になるものだから、夕方4時頃には小腹が減ってしまい、そこでお茶お菓子をとるというパターンだった。この本によれば、そこでぐっと我慢すれば脂肪から血液中のブドウ糖が再生されるので空腹感は解消されるのだそうだ。そういうものだろうか。
冷水浴の勧めもあった。早速、風呂から上がるときに水シャワーを浴びると肝が冷えるくらいに冷たい。今年はいつまでも梅雨が終わらず気温が上がらないので特に寒い。早くカンカン照りの暑い夏になって欲しいものだ。

2003年07月20日
「アオシマーッ、今回のはつまらないぞー」
5年前にたまたま見た第1作目がめっぽう面白かったので、「踊る大捜査線パート2」を見に早朝から出かけた。キャストもほぼ前回と同じだそうだ。映画館は若い人を中心にお年寄りまでの広い客層で満席。立ち見の人もいた。
それで、どうだったか・・・結果は外れ。
期待が大きかっただけに、残念でしたという感じを受けてしまった。テンポが悪いし軽さがない。同じことを言うのにも軽さがないとしんどいばかりだ。細かいくすぐりが無いので笑いがつい漏れるという感じになっていない。前回のは、見ている間もっと笑いが出ていたように思う。こうなれば第3作に期待だ。いかりや長介さんも頸部リンパ節癌に負けないで、その時も元気な姿を見せてくださいよ。
                                    
2003年07月13日
インターネット時代になって英語が世界標準になりつつある。仕事で使う文献も英語のものが多い。そうは言ってもね...むつかしいものは難しい。自分でやっている時間がなければ外注して要約だけでも日本語にしてもらおう。そう思って専門会社に発注。上がってきたものは日本語として疑問のつくところも多かったが、別に谷崎潤一郎調や村上春樹調でなくても日本語になっていればOKだ。
ところが、この前、時間のあるときに、じっくり原文と横並びで読んでみると、とんでもない訳に仕上がっていることが判明。日本語うんねんという話よりも内容が滅茶苦茶であった。発注先に確認すると、会社勤めの女性が帰宅してから内職としてやっていたのだそうだ。残業が多くて余り時間がとれませんでしたという泣きを伝えてくる。こちらとしては、専門家がフルタイムで訳していると思ったのに。おかげで、この土日はその確認、修文作業で潰れてしまった。

2003年07月06日
昔のコンパの歌で「惜別の歌」というのがあった。この前読んだ久世光彦の「みんな夢の中」という本にも載っていた。
「遠き別れにたえかねて この高殿に登るかな 悲しむなかれ我が友よ 旅の衣をととのえよ」
「北帰行」という歌もあった。
「窓は夜露にぬれて 都すでに遠のく 北へ帰る旅人ひとり 涙ながれてやまず」
酒を飲み、コンパで歌うから感傷的になれるというものだ。現実の世界とは違うというのを感じつつ、絵空事の甘い別離を感じていたというものだ。
世の中はそのような感傷的なものではないのだが、その甘い世界に引きずられてしまうことだってあるだろう。そんなことを昨夜から考えている。

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