2003年08月31日
このあいだ日経新聞を読んでいたら深川という人が算額というものについて書いていた。算額というのは、数学の問題と答えを絵馬の形にして神社仏閣に奉納したもの。日本固有の和算の歴史を調べているというものだった。この深川という人はどっかで記憶がある、とよく考えてみたら高校の時の数学の先生。大学を出たばかりの新人先生だった。
「さきず、この問題を解いてみよう」「さきず、・・・」というふうに「さきず」という言葉をよく使うので、不思議に思っていたら「先ず(まず)」というのを「さきず」と言っているらしいということがわかった。数学は得意でも国語は苦手らしい。それでも今では本を何冊か上梓しているようだから大したものだ。
次回は一回とばしです。
2003年08月24日
冷夏と思っていたら数日前から急に34度の猛暑。暑さがひとしお体に応える。昨日は用事があって土曜出勤、パソコンを軽快に使っていたら急に停電が発生して電気がストンと落ちた。バッテリー付きのノートパソコンだったから良かったものの、普通のパソコンなら大変だった。エアコンも効かないので次第に蒸し風呂のようになってきた。トイレに小用をたしに行って手を洗おうと思ったら、自動蛇口なので水が出ない。普通の水道のところに行って手を洗うしかなかった。不便なものだ。
ちょうど甲子園の高校野球の決勝をやっていた時間帯だったので、その影響で電力オーバーが発生したのかと思ったが、そうでもないようだ。高校野球は、朝日新聞が中心となって笛や太鼓で大騒ぎさせようとしているけれども、実際の人気は落ちているのだろう。
2003年08月17日
今日で夏休みも終わり。ずっと雨の夏休みであった。帰省しても、今年は実家の方も雨。冷夏だ。
帰省から帰ってくるときのおみやげは、ういろう、赤福、守口漬けが定番。ういろうでは「青柳ういろう」と「大須ういろ」とが有名だが、青柳の方がうまい。キヨスクで慌てて買うときには間違えないように注意だ。赤福に似たものに「御福(おふく)」というものがあるらしいが、まだ食べたことがない。名物にうまいもの無しという諺もあるが、ういろうと赤福はイチオシの品、というか私の好物。ところで名物といえば駅弁だがこれほど世の中からずれている商品も珍しい。値段は高いし味もイマイチだ。それでも駅弁の魅力などと持ち上げる人がいるから旧態依然のまま。近頃は、新幹線に乗るときには駅弁ではなく、デパ地下で有名料理店の弁当を買い求めて持ち込むようにしている。値段が同じくらい(この前のは700円)で味が全然違う、旨い。駅弁を作っている人達は企業努力が足りないと思う。
2003年08月10日
パソコンのワープロソフトWord、表計算ソフトのExcelなどは使用しない日が無いくらいしょっちゅう使っている。作成したファイルのアイコンに、そっとマウスを近づけると、作成者の名前や更新日時がひっそりと表示されるようになっている。エクセルのファイルなどは使い回している場合があるので、オリジナルの意外な作成者が出てくるときがある。既に退職して忘れてしまったような人の名前が出てきて驚くことがある。きっと、数年もたてば亡くなった人の名前が出てくることもあるだろう。普段目にすることはなくても、なにかの拍子にふっと現れてくるというのも何とも言えない気がする。魂の置きみやげとでもいうべきだろう。もうすぐお盆も近い。パソコンという現代のテクノロジーの中に、ひっそりと亡き人の霊魂が漂うようになるかと思うと、真夏の暑さも少しは和らぐというものだ。
2003年08月03日
テレビ朝日系の日曜夜の番組で「劇的ビフォーアフター」というのがある。家をリフォームすることにより家族の問題を解決しましょうという番組だ。今夜のは寿司店舗と一緒になった狭い部屋に5人家族が暮らすというのを、リフォームして住み心地よくするという内容であった。今夜に限らず、毎回、ここまで劇的に改造できるのかと感心するばかりのできばえになっている。
家を建てるときの一番の問題は土地の狭さだ。そんなとき「それでも建てたい!!」という本を読むと、10坪の敷地でも快適な家を建てることができると書いてある。「透ける、兼ねる、抜ける」というテクニックを駆使して、狭さを感じさせないようにしているらしい。因みにこの建築デザイナーは私の高校の時の同級生。
家の作り方もいろいろとあるものだと思っていたら、昨日洗面台の排水管が詰まってしまい、工事業者に来てもらう羽目になった。修理のついでに家の水回りを実際にどうなっているのかも教えてもらう。こういう目に見えない部分も大切だと改めて実感する。
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