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2003年10月26日
デジカメ写真をもらったりしてもパソコンの中に奥深く入り込んでしまい、なかなか見ることはないものだ。ふと見たいときにいちいちパソコンを立ち上げてというのも面倒な話だ。「もし火事になったときにあなたは何を持って逃げますか?」という問いに対してアルバム帳と回答する人も結構いるようだ。アルバムには遠い昔の想い出がつまっているというセンチメンタルな面がある。
最近コニカオンラインラボというサイトからインターネット経由でデジカメ画像を写真にプリントアウトしてもらえるサービスがあることを見つけた(別にコニカだけではなく他の会社のサービスもある)。インターネットで注文して2・3日後に近くの写真屋で焼き付け写真をもらうシステムで、実際にやってみると便利の一言。サービス版の大きさならば、できあがりの画質も不満はない。しかも必要なら画像を修正したうえで焼き付けることができる。記憶を都合よく修正して想い出にできるというわけで、いいような悪いような話だ。

2003年10月19日
このまえ熱海のMOA美術館に立ち寄ったときに歌川広重の東海道五十三次の画集があったので購入。家に帰って見ていたら気がついたことがあった。
その三十七番目「藤川」の絵は幕府から朝廷に馬を献上する行列が描かれていて、町人や旅人が道の端で座って行列を見送る様子も描きこまれている。ふと町人らの座り方を見ると、正座して頭を下にこすりつける土下座ではなく、いわゆる「うんこ座り」の形で頭を垂れている格好であることに気がつく。テレビや映画の時代劇では、大名行列が通るときはみな道の端に土下座して行列が通るのを待つというシーンが映し出されるが、実際は正座ではなく、足裏をべたっと地面につけて膝をあげた形の「うんこ座り」のスタイルではないだろうか。私の気がついたのはこの一枚の浮世絵だけだから、本当かどうか自信はないのだが、「うんこ座り」は日本の伝統的な座りのスタイルのようだから、たぶん間違いないだろう。小さな発見だった。
                                 
2003年10月12日
いよいよラグビーW杯が開幕。今日12日は日本にとっての初戦となる対スコットランド戦だった。大会は全部で20チームが参加して、各5チームごとのリーグ戦を戦い、上位2チームが決勝トーナメントに残るというシステムだ。日本はアジア代表で世界ランキングは18位、一方、スコットランドは9位。実際の実力差はもっとあるだろうと思って、心配しつつテレビ観戦していたら、日本が予想以上に善戦。結局11対32で敗れた試合だったが、勝負にはなっていた。
やったぞトライ!!という場面でもボールをその前に落としてしまっているような微妙なケースは、レフリーが試合を中断してビデオ判定に持ち込まれるようだ。スーパーバイザーのような人が最終的にトライ成功かどうかを判定するようで、それまで選手、観客とも感激はお預け。こんなものだろうか。次戦はフランス戦で、この試合も楽しみ。

2003年10月05日
大学のときの恩師を囲んで同窓の者が集まるというのがあったのが昨年の夏。好評だったので今回は熱海に泊まり込みで集まることになった。集まったのは全部で9名。夕食のあと麻雀をやろうということになり、卓を囲んで半荘を3回続けた。「イワタケでよくやったなあ」と言いながらジャラジャラと深夜12時過ぎまで(イワタケというのは吉田神社への通り道にあった雀荘の名前)。
最近は麻雀をやる人も少なくなっているようで、集まった人達も昔の腕を競う感じだった。「麻雀をやると手先と頭を使うから呆け防止にいいんだよ」という話が出るくらいだから雰囲気はわかってもらえるだろう。
翌日、MOA美術館というところに行って日本美術に親しんだ後、駅頭で温泉饅頭をお土産に買って帰る。秋の日のいい小旅行となった。

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