2004年01月25日
テレビを見終わってフーッとため息。今年から社会人ラグビーはトップリーグという名の12チームによるリーグ戦になり、長丁場の戦いを繰り広げることになった。有力チームであっても、弱いと噂されているチームにコロッと負けたりして、優勝の行方が最後までわからなかった。今日がその最終節。ケーブルテレビの前にかじりついて神戸製鋼vs.NEC戦と、東芝府中vs.サントリー戦をチャンネルを切り替えつつ見ていた。別々のチャンネルで両方の試合を並行してやっていたのですね。結局、神戸製鋼がNECを破り、東芝府中がサントリーを圧勝して、勝ち点の差から神戸製鋼が初代王者になり、フーッとため息をついたというわけ。これでラグビーの今シーズンが終了かと思うと、引き続きマイクロソフトカップ戦というものがあり、その後に日本選手権が続き、3月までダラダラとやるらしい。いくらなんでもメリハリがなさ過ぎるよ。
ところで新しく始めたYahoo eグループは、よく考えれば掲示板と言うよりはメーリングリストなんですね。参加をお願いします。
2004年01月18日
「修復家だけが知る名画の真実」(青春出版社)という新書を読んだ。吉村絵美留(これでも本名だそうだ)という絵画修復家が数多くの修復の体験をエピソードを交えて書いた本で、こういう世界もあるのかと楽しく読めた。その中で、林武の作品は絵の具が分厚いため完全に乾くまでには少なくとも20年は必要で、晩年に描かれたものにはまだ乾いていない作品もあるという記述があった。そういうものなのか。
この前帰省した折り、学生の頃に描いたキャンパスが出てきて、あらためて昔の自分の絵をみると、原色の絵の具を分厚く塗っているだけというものだった。絵画技術について教えてくれる人は誰もいなくて、銘々が勝手に描いているという状況だったから技量云々以前の話だ。林武ばりの厚塗りではあったがそれでも絵の具は固く乾いていた。ゴミにして出そうか燃やしてしまおうかと思ったが、なんだか惜しくてそのまま蔵の中に逆戻り。
2004年01月11日
掲示板をAKAGIさんの意見をいれて、プロテクトされているものを導入しようと計画して、その勉強をしていたところ、三分一さんからYahoo eグループなるものがあるという連絡が入った。一体どういうものなのだろうという気持ちで、早速ログインをして中身を確認すると使えそうな内容のものだ。会員登録(無料)しておけば、あとは外部からクローズの状態でメンバー同士がやりとりできるようだ。設定はいろいろと変えられそうだが、部外者にオープンにしないという設定で構わないのだろう。しばらくの間、通常の掲示板と併用する形でe-Groupも試してみるつもり。「掲示板」のページから入って試してみてください。
それにしても、ITの世界はいろいろとあって、追いつくのが大変。
2004年01月04日
今年の展覧会初見物は名古屋ボストン美術館の「デューラー版画展」だった。要するに帰省のついでに見てきたというわけ。その内容は素晴らしいの一言。有名な「四人の騎士(黙示録)」「メレンコリアⅠ」「アダムとエヴァ」などを始めとして木版、エングレーヴィングの作品が全部で104点が並んでいて飽きなかった。新年早々であったせいか、あまり人も多くなかったので作品に近づいてじっくり鑑賞することができた。入口のところでルーペが利用できるように貸し出されていた。銅版画の濃淡になっているところをルーペで拡大してみると、細かい点の粗密で表していることがわかる。少し離れて鑑賞するとアナログの濃淡にしか見えないが、近くで見るとデジタルの世界だった。これも驚き。
必見の展覧会だ。3月21日まで。
平和で安寧な年でありますように。本年もよろしく。
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