2004年02月29日
村の古老の言うことは聞くもんじゃ、というわけでもないが、自宅のあるところは元々どういう土地だったんだろうという気があって、近所の人の話を聞くと昔はどうも田圃だったらしい。
「雨が降ると水が出てあのあたりは泥田のようになっていたんですよ」という話を聞いたことがある。実際はどうなんだろうと思って、国土地理院のサービスを利用して昭和2年当時の1/2.5万地図のコピーを取り寄せた。このようなサービスがあることはインターネットでいろいろと調べていて発見した。便利なものだ。届いた古地図を見ると、自宅のあるところの正確な場所を特定するのが難しかったものの、確かに田圃だったようだ。隣に1m未満の小径が通っていることになっていて、その道が現在の6m幅員の立派な道路になっているんだろう。しばらく80年前の当時を想像して時間を過ごした。
2004年02月22日
仕事の用事でプロのナレータを頼んで録音してもらうことになった。テレビに登場するようなマイク片手のレポーター業の人に頼むことにして、モデル斡旋会社に連絡をとったところ、早速営業の人がナレータのプロフィールを何枚も持参していろいろと説明をしてくれた。プロフィールには写真、経歴のほか身長やらBWH、服のサイズ、果ては靴のサイズまで載っていた。靴のサイズまで書いてあるんですねと驚くと、営業の人は
「足が大きいと声が低いという俗説があるんですよ、へへへへへ・・・」
と教えてくれた。
プロフィールの写真はいずれも美形ばかりで、どうせ修正がかかっているんだろうと思っていたら、当日来たナレータの人は確かに美形、美声であった。
2004年02月15日
自衛隊のイラク派遣が騒がしいこのごろであるが、先日ブックオフに立ち寄ったところ「「文藝春秋」にみる昭和史 第1巻」というのが目についた。文藝春秋の記事を選りすぐって昭和の歴史を辿ることができるように編集したもので、1988年発刊の本だ。第1巻は昭和元年から20年まで。分厚い本なので少しずつ寝る前に読んでいる。今は昭和7年の満州国建国や5・15事件のあたりまで読み進んだ。当時の人の考え方が理解できて面白いというか何というか、当時の満州政策についても一応理屈が通っているので、何も知らずに読めば、それも道理だと思ってしまうわけだ。でも、このような文章を書いた人達は、その後10数年もすれば日本が無条件降伏をして満州から引き上げてくるのに惨憺たる思いをするとは想像だにしなかったことだろう。歴史を見通すことは難しい。埴谷雄高のように「アンドロメダ星雲」を目指すようにしよう。
2004年02月08日
小泉総理が「郵政三事業を民営化するぞ、自民党をぶっ壊してでも絶対に民営化する!」と獅子吼しているが、郵便貯金の資金は国の財政システムにしっかりと組み込まれてしまっているので、本当に民営化したらどこかに破綻が出るんではないだろうか。
米国でBSEが発生して日本への輸入が途絶えたために、牛丼店は四苦八苦らしい。そこまで米国頼みだったのか。
という関係ない二つのことを考えたのも、年賀状のお年玉くじで初めて三等(ふるさと小包便)が当たり、鹿児島の黒毛和牛を申し込んで先週そのすき焼きを食べたからだ。霜降りの脂肪分が溶けてこってりとした味になっていて美味。本当に旨かったね。ただし、だからと言って郵便局もいいことをやるな、とまでは思わない。
2004年02月01日
DVDレコーダが普及してきているようだ。ということで私も大型電気店に情報収集に出かける。人が多いんだよね、こういう店は。ソニーとパナソニックが売れ筋であるということは、店員の話で理解できたが、ソニーは+R/RWだし、パナソニックはRAMだ。ごく一般的な-R/RWはどのメーカーのものでもついている。+R/RWは外国で普及しているようだが-R/RWとの違いがイマイチよくわからない。RAMは便利そうだが互換性がないそうだ。いずれにせよDVDは4.7GBの容量なので2時間しか録音できない。RAMは2倍の容量とはいっても途中で裏返さないといけないとか。要するに混乱してよくわからん、ということでもう少し様子見。
もしDVDレコーダを買ったときには、今までのビデオレコーダはどうするんだろうという気になる。ビデオカセットの蓄積があるのだから捨てるわけにはいかないだろうし、困ったものだ。
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