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2005年01月30日
この前、半地下構造のレストランに入ったところ、窓越しに道を歩いている人達の足がよく見えた。女性の人達はパンツルックやブーツ姿が多く、素足というのはなかなか見られないものだった。ふと気がつくとジャズが流れている。ひょっとしてこれはSonny Clark Cool Struttin’ ではないだろうか。この曲のジャケットは

  
というふうなので、まさにその窓越しの風景にピッタリの曲だった。ここまで考えてこの曲を流しているんだろうか、いや、単なる偶然だろう。
                              
2005年01月23日
「仁義なき英国タブロイド伝説」(山本浩著)を読んでいる。スキャンダルなことでも平気で取り上げて販売数を稼ごうという大衆向けのタブロイド紙についての新潮新書だ。いい加減なタブロイド紙でも歴史を積み重ねればそれなりに重要な意義を持つ記事もあったようだ。ダイアナ王妃やベッカム様のゴシップ記事はさておいても、人種差別問題が関係したローレンス殺人事件というのを取り上げて、英政府も事件を看過できなくなったということもあったらしい。でも、本来がゴシップとスキャンダルをモットーとするのだから、記事を責められれば
「ごめんと謝っているじゃないか。悪気はなかった。だから何が悪い。ホンネで言ってよ、けっこう面白かったでしょ」(「はじめに」の部分から抜粋)
ということらしい。
いまの朝日新聞とNHKの従軍慰安婦報道を巡るいさかいは絶対にこのような展開にはならないね。両者とも社会の公器、正義の味方というポーズをとっているから、秀才同士の理詰めの決着しかないだろう。

2005年01月16日
昔読んだ本の中でこういう話があった。ある会社が活性化しているかどうかは、社員が直ぐに意見を交わすことのできる場所(会議室、ミーティング室、あるいは部屋の隅)が確保されているかどうかでわかる。さらに重要なのは、思いついたアイデアをその場で記すことのできる黒板(いまならホワイトボード)が用意されているかどうかだ、という話だった。
いま私の職場はフラット化の名の下に、いままでの5人くらいの小さな部屋から20人くらいの大部屋に改造が行われている。部屋が綺麗になったのはいいが、簡単な相談をする古い机がなくなり、アイデアを図に記す白板も消えてなくなった。必要ならば正式な会議室があるから総務課に申請して鍵を借りて来いというわけだ。会議室には肘掛けのついた椅子が用意されているから、その方が立派な仕事ができるだろうということらしい。そのうちに隣に座っている人ともメールで話をするようになるだろう。
                               
2005年01月09日
今年最初の映画はスピルバーグ監督トム・ハンクス主演の「ターミナル」だった。クラコウジアという東欧の仮想国(旧ソ連から独立した国という想定)からの若者がニューヨークの空港で入国が許可されずに、暫くのあいだ空港内で生活する羽目になるというストーリーだ。コメディがありロマンスがあり友情があり少しの涙があり、という内容で、物語の展開は単純といえば単純。でも細部の描写がアメリカを感じさせて、そして外国の空港の雰囲気を感じさせて面白かった。肩の凝らない映画なので、映画を見て眉間に皺を寄せたい人とか、ハンカチを涙で濡らしたい人には物足りないだろう。正月気分が抜けないときに見るのは適当な映画でした。

2005年01月04日
この正月は元旦から帰省(年末までは家のパソコンで仕事三昧、トホホ)。正月休みにDVDを見ようと思っていたが、時間がとれないまま終了。DVDレコーダを買っても実際に使っているのは、テレビ番組をHDに保存してそれを再生するという使い方ばかりだ。2時間を超すスポーツ番組もHDには難なく録画できるので便利、しかも画質もビデオテープよりもいい。DVDをレンタルショップで借りてきて見るというのも、なかなか時間がとれない。ビデオテープはもう使う予定がない。そのうちに今まで撮りためたビデオテープの内容をDVDに移し替えておかなければ。
という具合で新年が始まって既に4日。このHPも少しデザインを改良したいものだという気持ちはあるものの、どうなることやら。
昨年は災害頻発の年でしたが、今年はいい年になりますように。

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