2005年04月24日
「行く春を惜しみつ鯛の茶漬けかな」・・・作者近作
季節が春から夏へと替わる今頃は庭の新緑がなんともきれいだ。いまの季節の旬はタケノコ、そして鯛の刺身を買い求めての茶漬けが最高にうまい。山葵がピリリと効いているのが舌に心地よい刺激だ。
気がつけば猛威をふるっていた花粉症もようやく終わりのようで、朝目覚めても目が赤くならずに済んでいる。ヒノキの花粉が飛んでいるようだが私はそのアレルギーはないようだ。冬のセーターも片づけて、さあ、連休も近い。
2005年04月17日
むかしジョルジュ・ド・ラ・トゥールという画家の作品を初めて見たときはびっくりしたね。わずかな蝋燭の炎が光り輝くように描かれていて、闇と光の対比がここまで可能なものなのかと暫し呆然とした覚えがある。そんな私であるから上野の西洋美術館で「ジョルジュ・ド・ラ・トゥール 光と闇の世界」が開催されていると聞けば行かずばなるまい。それで、結果は大外れ。模作が多くて力強さが感じられないし、数少ない真作は小品ばかりだ。まんまと西洋美術館の宣伝に乗せられてしまった。国立美術館は独立法人化されてからは、なべて宣伝だけが巧みになっている。何回騙されたことか。
その足で都美術館の版画展を見に行き、口直し。坂爪さんの「夜の訪問者」のメゾチントとアクアチントの作品もあって、ほかにも現代版画を堪能して気分直しができた。
2005年04月10日
布団は太陽の光を吸って暖かく、タオルケットはさっぱりと洗濯したものに限る。でも季節を考えないとひどい目に遭う。この前さっぱりとしたタオルケットでさあ熟睡しようと思ったら、そのうちにクシャミが連発して鼻が垂れてきた。少し寒いのだろうかと頭から被ったらますますひどくなって鼻呼吸ではなく口で呼吸することになり喉もゼーゼーとしてきた。要するに外気と花粉をたっぷり吸い込んだタオルケットだったんですね。その夜は朝方まで大変だった。
というわけで(何の脈絡もないが)、ボックスの写真2枚。左側のムーランルージュのポスターが芸術の拠点であることを表している。右側の写真は名作群に感動する女子学生か。
2005年04月03日
いよいよ四月ともなると新入生が大学に溢れる頃だ。きっと美術部も新人勧誘で忙しくしていることだろう。現役美術部で登場してもらっている渡辺さんに頼んで、西部構内の写真を送ってもらった。左が西部講堂、まだ潰れてはいないようだ。内部は柱がほとんど無かった記憶があるので、大地震がくればペシャンコだろう。学生の前衛演劇界では西部講堂で芝居をうつのがステータスシンボルだった頃もあったようだが、今は昔の物語。右の写真はボックスのある建家の入口。自転車が連なってこの雰囲気は昔と変わらない。曇天もあいまって殺漠としているね。とても人が住めるようなところとは思えない。
来週はボックス内の写真を掲載予定。乞うご期待。
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