2005年06月26日
以前どこかで会ったことのある人だ、と思っても名前がすぐに浮かんでこないことが多い。この前バーチャルリアリティ展を見に行ったときに雑踏の中ですれ違った人を「この男は、ウーム、どこかで見たことがある」とは思ったものの、どこで会ったのか全く思い出せなかった。ユニフォームらしきものを着ていたので、きっと展示関係者だろうとは思ったものの、相手もすれ違ってそのまま行ってしまったので、深い関係ではないことは推測できた。昼食の焼肉定食を食べているときも気になってしまい、そうなるとますます知りたくなるというのが人情だろう。昼食後もいろいろと展示を物色していたら、またその人を見かけた。今度はそっと後をつけてとうとうその人の展示ブースまで行って、ようやくどういう人かを思い出した。その時の場面もうっすらと思い出してきた。現実の世界がもう少しでバーチャルの世界のままになるところであった。
今週金曜日から現役生が思文閣で展覧会のはず。時間のとれる人は是非どうぞ。
2005年06月19日
「電車男」という映画は面白い。最近の軽薄なブームに便乗しただけの映画かと思ったら、意外なほどに心が動かされるところがあった。難点をあえて言えば、少しばかり凝りすぎのところがあって、もっと淡々と描いていっても面白いのではという気持ちもしたが、まずは面白い映画だった。原作は読んでいないけれど、本のほうが余白を想像力で補うことができるからもっと面白いのかもしれない。ところで最近読んでいる本と言えば「電車男」ではなく「ケプラー予想」という青木薫の訳の本。こちらは難しいなあ。
2005年06月12日
今日は30度近い真夏の暑さでまいった。考えてみればもう今年も半分が過ぎようとしている。我が家における今年のヒット商品と言えばXYLITOL(キシリトール)かもしれない。歯の健康にいいというフィンランドの習慣をまねてロッテが出しているガムだ。本当に虫歯予防になるのかなあと疑いながらもつい手が出てしまいクチャクチャとやっている。一日7回噛めと言うことだが、これは無理な話で実際には夜だけ。これを噛めば歯を磨かなくても済むというのなら楽ではあるが、そうでもないようだ。
2005年06月05日
モーニングコート(燕尾服のことですね)を着る機会があった。貸衣装屋で上着からベスト、ズボン、立襟のYシャツ、ネクタイまで借りて鏡に映してみると、ダンディな英国紳士ではなく、明治の鹿鳴館の様相だ。標準サイズで借りたところ、ズボンの裾がだぶついてしまい、係りの女性からは「ズボンのラインがスッと通っていることが大切なので、ずり落ちないように気をつけてください」と言われた。しかたなく着ている間中、周りに気づかれないように時々ズボンを引き上げて対処。紳士になるのも苦労する。
現役美術部の人達が思文閣で展覧会を開くそうだ。詳細は掲示板を見てください。我々の頃は思文閣という展覧会場はなかったので、使い始めたのはいつ頃からだろうか。
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