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2006年01月29日
金曜日の朝刊の1面に「偽装工事 東横イン」の文字が踊った。出張の際に東横インをよく利用する私としては驚き慌てて記事を読むと、完了検査後に玄関周りの改修工事をしたらしい。東横インは必要最小限のものしか揃っていないところに特徴があり、安い料金で泊まるだけが目的という人にはピッタリのところだった。ホテルに安らぎとか寛ろぎを求める人には不向きというホテルだが、不正はいけないね。でも、本当に知りたいのは、構造の不正があったかどうかだ。耐震偽装はやっていないんだろうね。鉄筋はちゃんと入っているんだろうね。ベッドで寝ているときに大地震に見舞われてそのまま全館倒壊なんてことはまっぴらだ。
                        
2006年01月22日
景気が戻ってきて、さあこれからはミニバブルだとばかりに構えていたら、IT企業のライブドアに強制捜査が入って腰折れ状態。景気といえば、今年は(正確には昨年か)職場に出回ったカレンダーの本数が最近になく多かった。ここ数年は不景気のせいか届けられるカレンダーも少なくて、皆で分けるのも一苦労という感じだったのが、昨年末は本数も多く、カラーをふんだんに使うようなものに復旧してきていた。こんなところにも景気回復の効果が表れるというものか。少なくとも印刷業者さんはにんまりとしていることだろう。

2006年01月15日
カラフルな絵の具を集めてもいい絵には仕上がらない。珍しい対象をいくつも描いても全体としてはいい絵にはならない。そんなことを映画を見ながら考えていた。見ていた映画は三谷幸喜の「The有頂天ホテル」という最新作。名前の売れた役者を配置し、業界のエピソードを散りばめて面白い作品にしようとしているのはわかるけれども、感動がない。眠くはならないが、面白くも悲しくもない仕上がりだった。「面白くなければお代はお返しします」というキャンペーンでもやっていれば、真っ先に返金をしてもらいたい映画であった。
                        
2006年01月08日
今年初めての展覧会は東京都写真美術館で開催されている「植田正治:写真の作法」展。2年前のゴールデンウィークに鳥取県の植田正治写真美術館まで行ったこともある私としては逃すわけにはいかない。最近の展覧会には裏切られることが多いからなあと半分心配しつつ行ったものの、存分に植田調の雰囲気を味わうことができた。
狐のお面をつけた少年が砂丘から跳びだして来るという「小狐登場」という作品もあった。代表作の一つだ。2年前に買ったカタログでは少年のあたりが明るくハイライトになっていたが、この展覧会の作品では全体に同じトーンであった。確か鳥取県で展示されているのもハイライトされていなかったと記憶している。プリント焼きつけの際に調子をどうにでも変えられるし、トリミングをして好きな部分だけを取り出すことも行われるわけだから、写真のオリジナル性とはどのようなものをいうのだろうか。

2006年01月03日
いよいよ平成18年も始まり。年の初めには年賀状が楽しいものだが、なかには私の名前を誤記してくるのがある。昨年もそうだったから、きっとパソコンで住所録を管理して間違いに気がつかないまま何年も同じ誤記を繰り返しているのであろう。けしからん。
と、まあ、固いことを言っても始まらないから今年がいい年でありますようにと、古刹にお参りに行って新年の開始。

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