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2006年03月19日
職場にコーヒーメーカの売り込みがあった。若い女の子がコーヒーを皆にふるまい、「美味しいコーヒーが一杯10円で飲めるようになりますよ」と宣伝に努めていた。しかし、薄くてコーヒーの味がしない代物なので「これでは不味くて飲めないよ」と言いたいところが、相手が女の子なので「このコーヒー豆の特徴が出ていないね」と曖昧な発言。
「希望する人が数人集まればいつでも美味しいコーヒーが飲めますよ」と誘ってくれたが、「頼むわけないだろ」と思っても、実際は「うーん、ちょっとね・・・」という位だった。ノルマがあるんですよ、という雰囲気が溢れていたので、厳しくは言えなかった。
次回の3月26日は都合によりお休み。

2006年03月12日
埼玉県に深谷市というところがあって、どうせ何の変哲もない街だろうと思っていたところ、そのJR深谷駅の駅舎が赤煉瓦でできた立派な建物であったのにはびっくりした。どうも5年くらい前に東京駅を模して作ったものらしいが、横の長さが短いので何となく変ちくりんなところはご愛敬か。聞けば東京駅を建てるときの赤煉瓦がこのあたりの産であったとか、それで縁のある東京駅のご威光でもって街の活性化を図りたいという魂胆であったようだ。なにも知らずに見れば、それなりに面白い。埼玉県には川越祭りという知っている人は知っているという壮麗な祭りもあるようだし、もう少し近隣に足を伸ばさないといけないね。
                        
2006年03月05日
無声映画の「沓掛時次郎」という昭和4年(1929年)の作品を見る機会があった。原作は長谷川伸、主演が大河内伝次郎。大河内伝次郎はその後の丹下左膳もので一世を風靡した時代劇のヒーローだ。昭和4年というのは江戸から明治に切り替わってから62年くらい後の時代となる。ちなみに、太平洋戦争終結から今年を数えると61年目となって同じくらいの時代差だ。戦争の記憶を伝える人達がいまでも多数健在なように、まだ昭和の初めの頃は江戸の時代を知っている人達が数多く残っていたのだと思うし、きっと、映画の時代考証にも反映されているのだろう。一つ気になったのは、宿の老婆はお歯黒をしていたけれども主演女優の若妻はお歯黒をしていなかった。若い女優がお歯黒をするのは昭和初めの時代劇でもみっともないと思われていたのだろうか。

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