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2011年01月30日
荷物の整理をしていてスーツケースをヨイショと動かしたら、取っ手のところがブチリと千切れてしまった。もう20年近く使っているものだから仕方がないか。
という訳でそれとなくスーツケースを物色していたらセールを見つけた。大きさをどうするか迷ったあげくサムソナイトのMサイズ69リットルのものに決定。特別セールだけあって定価の半額近い値段で買えた。ところで米国に入国するときには保安のために係官が自由に中身を検査できるようにスーツケースの鍵を掛けてはいけないことになっている。しかし、TSAロックというものであれば鍵を掛けてもいいのだそうだ。保安官が専用の合鍵を使って勝手に開錠することができ、検査後は元通りに施錠されるものらしい。当然いまのものはTSAロックがついているのが普通だ。そういうものなのか。さあ、スーツケースを買ったからには、どこか出かけようかという気になってくる。
          
2011年01月23日
年末ジャンボ宝くじは、当たる当たらないの単なる確率の問題で議論ができる。確率とはその程度のことだろうと思っていたら、とんでもない間違いであることを認識した。伊藤清「確率論と私」という本を読んだところ、そのようなレベルの確率論は19世紀的な叙述に過ぎないのだそうだ。現代数学とはいえないらしい。現代数学のレベルで確率を考えると測度論の立場から論じなければいけないようだ。ここから先は私には理解不能の世界だが、とにかくレベルの異なる数学の世界があるらしいことは分かった。久々に知の世界の最先端を感じることができる本であった。
これに関して言えば、世上、数学が面白いというのは単なる遊戯のレベルのことだ。いま流行の数独にしても単なるゲームにすぎない。いくら早く解けるようになったとしても数学の本質とは関係がないらしい。

2011年01月16日
本当に久しぶりにジャズ喫茶でコーヒーを飲んだ。仕事の書類を読みながらだから余り楽しむというわけでもなかったのだが、たまたま座ったところがスピーカの真ん前。しかし書類に集中していたせいか大音量もそれほど気にはならずにJAZZピアノを堪能できた。
という経験をした数日後、風邪気味なので電子体温計で熱を測ってみると、測定終了時のピピピという音が聞こえない。家人にはちゃんと聞こえていたようだ。これって、単純に私の耳が悪くなってきていると言うことではないだろうか。定期健康診断では確かに高音域の聴力低下を指摘されていたものの、実際に聞こえない場面があるのはショックであった。大音量スピーカでも苦にならないはずだ。
         
2011年01月09日
電子書籍なるものが市場に出回るようになってきている。本当に使えるものだろうかと店頭で手に取ってみると「うっ重い」というのが第一印象だ。文庫サイズのものならばまだしも、アップル社のiPad位になるとズシリときて、片手で持ったままというのは無理というものだ。長所は、文字サイズが拡大できると言うこと。最近細かい字が読みにくくなっている私にとっては電子書籍は確かにいいだろう。ということで暫く様子見。
帰りに最近流行の半熟カステラなるものを買って試食すると濃厚な味だ。こういう新しいものに直ぐに飛びつくのは問題がない。

2011年01月02日
明けましておめでとうございます。というわけで新しい2011年の始まり。
昨年末ウェブの整理のためにAM-DeadLinkというフリーソフトを試してみた。ブラウザの「お気に入り」には今まで面白そうだと思ったウェブアドレスが一杯に溢れているので収拾がつかなくなっている。その掃除をしてくれるソフトだ。既にそのアドレスが使用されていないならば自動的に検索してErrorの表示をしてくれるというわけ。実際に試してみると、リンク切れのウェブが一杯見つかる。友人のウェブをしばらく訪問していなかったらいつの間にか切れていたというのもある。そうかと思えば、まだ元気でやっているものもあって心が温まる。
その中で、三高の校長であった折田先生のウェブを再発見して、しばらく読み耽った。昔の教養学部の入り口のところに銅像が建っていた人だ、と言ってもほとんど覚えていないが。とにかく三高・京大の自由の校風を構築するために心血を注いだ人のようだ。改めて偉大な先輩に脱帽して新年の始まりとしよう。

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