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2011年09月25日
iPad2
の画面には指紋がべたべたと付く。iPad2には紙のマニュアルがない。iPad2を使うためにはApple IDを登録する必要がある。iPad2のバッテリは交換ができないのでそのまま使い捨てになる。iPad2の「戻る」ボタンはわかりにくいので直ぐにHomeボタンを押すことになる。iPad2の無料ブックスにはろくな本がない。というような欠点がわかったのは、iPad2をとうとう手に入れたからだ。iPad2の得意そうなスカイプやらYou Tubeなどを試してみると、確かにいいものだ。You Tubeで、「津波」「福島第一」で検索すると衝撃的な映像がたくさん出てきて、半年前の出来事が歴史的な大事件であることがよくわかる。大変な話だったんだと改めて認識。原発の方はまだ片がついていないからこれからの話だ。

2011年09月18日
京都・大阪・奈良の境にある「けいはんな学研都市」のATRを見学した。ロボットや音声翻訳、人工知能のメッカでもある。東のつくば学研都市に対してのけいはんな学研都市というわけだ。街全体の雰囲気が似ている。広いスペースに建物が散在していて、人の気配がない。歩いている人はほとんどいないという点も似ている。
ATR
本体はといえば、恵まれた研究空間にロボットやらの実験装置があって説明も大型ディスプレイを使ってわかりやすいものであった。名前の知られているだけあって流石だと思っていたが、よく話を聞くと、社員200名のうち契約社員が8割を占めるとのこと。プロパーである正規職員は10数名らしい。契約社員の人たちはプロジェクトの間だけ在籍して5,6年で外に出て行くらしい。絶えず新鮮な人材が入ってくると言えば聞こえはいいけれども、研究の継続性はどうなんだろうと素朴な疑問をもった。プロジェクトが発足するたびに、これから勉強しますという新人たちが集まってきても5年くらいで成果は出ないだろう。すでに実績のある研究者はわざわざ身分の不安定なATRには来ないだろう。改めて見学コースを振り替えると、過去に使用したらしい実験装置がうち捨てられているのが見える。不思議な研究所であった。
          
2011年09月11日
弓の世界では、矢の速度は140km/hくらいなのだそうだ。的までの距離は27m(15間)なので、単純に計算すれば0.7秒だ。時代劇では飛んでくる矢を刀で必死に叩き落としながらのシーンがある。可能なんだろうかと思っていたが、野球との比較をすれば合点がいく。
野球のピッチャーが投げるのが同じように140km/hクラスで本塁までの距離が約18m。距離が短い分だけ到達時間も短いのだろうが、デッドボールもときどきある。それでもバッターから見れば、最初から避けようと思えば飛んでくるボールは避けられるのだろう。それを考えれば、飛んでくる矢を避けたり、果ては、手でバシッと掴んだりするのはできるものらしい。実戦で経験をしたいとは思わないが、確かにそんな気もする。

2011年09月04日
北京の清華大学は、義和団事件の賠償金と関係しているとのこと。清国政府の資金不足により支払いができなくなったときに、アメリカが「賠償金はいらないから代わりに大学を作って人材を育てて欲しい、優秀な学生をアメリカに留学させて欲しい」ということでできた大学だそうだ。目先の金や領土を欲しがらずに、将来的に親米のエリートを育成するというわけだから、懐が深いというか何というか大したものだ。
それはさておき、清華大学の研究室を訪問する機会があった。キャンパスが立派の一言。昔の貴族の邸宅跡らしく、蓮の池があり、昔ながらの建物があり、創建当時の学舎があり、広大な芝生にドーム型の建物がありで全く素晴らしいところであった。数年前にフォーブス誌が、世界の魅力的なキャンパス大学ランキングで14校紹介していた中で、アジアからは清華大学がただ一校入っていたらしい。それも肯ける話だ。中国国内での人気も高いのも納得だ。
  

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