2011年11月27日
「満天の星を眺める小春かな」
というわけで陽だまりが恋しくなるこの季節に、夏の星座である蠍座を観測。ちょうど今は太陽と同じ位置にあるようだ。昼間に星を見るという不思議なことが可能となったのも、iPadにStar Walkというアプリをインストールしたからだ。空に向かって画面を傾けると昼夜を問わずに星空が見える。ジャイロセンサーがついているので、iPadを傾ければそれに合わせて星空も動く。しかも星座の形や名前まで表れるので便利なこと、この上ない。実際の星空では見える星が限定されるので、なかなか星座の形まで理解することができないというものだ。面白さにかまけて夜中に家の周りでぐるぐると星空を眺めていたら、道行く人が不思議そうな顔をしながら通り過ぎていった。不審者に見られたかもしれない。
2011年11月20日
埼玉県の深谷市は特に目立つものがないありふれた地方都市のようだが、実は深谷シネマというミニシアターが存在している。最初は銀行跡に手作りの映画館を立ち上げて活動をしていたのが、昨年4月に七ッ梅酒造という酒造りを行っていた跡地に引っ越してきたそうだ。その酒造跡地の中には「ててて亭」というカフェやら土産物屋があって全体の雰囲気は昭和30年代くらいに一気にタイムスリップした感じがある。竹とんぼもいろいろと用意してあったので、深谷と竹とんぼとはなにか関係するのだろうかとも思った。その酒造跡地を利用したコミュニティスペースで働いている人たちも熱心な感じの人たちが多く、このような人たちがいて初めてなりたつ再生事業だと改めて感心した。感心したついでにカフェでカレーを注文して味わったが、残念ながら味はイマイチだった。
2011年11月13日
孤高の天才ピアニストであるグレン・グールドのドキュメンタリー映画(2009年)が上映されている。上映されていると言ってもマイナーなところでしか上映されない類のもので、タイトルはずばり「グレン・グールド」。生い立ちから始まって死に至るまでの記録映像が関係者の回顧談とともに綴られていて、フームと改めてそのすばらしさに感銘を受けた。機械のような精密さと独特の感情とが絡み合ってなんともいえないピアノだ。帰宅してから早速バッハのゴールドベルグ変奏曲のCDを探してみると、デビュー当時の1955年録音のものと、死ぬ一年前の1981年のものとの両方が見つかった。早速両方の聞き比べ。どちらがどうと言うわけではなく、両方ともグレン・グールドが満載という印象だった。
2011年11月06日
今年の家庭菜園の収穫は以下のとおり。レタスはまずまず、そら豆はイマイチ、ナスは全くダメ、逆にピーマンは大正解で2本の苗に対して合わせて100個くらいの実が次々になった。ただし、スーパーで売っているような形のいいものではなくて小振りで凸凹しているものだ。いまは聖護院大根が葉を繁らせてきている。昨年の経験でいくと大根の方はあまり期待できないものの、葉っぱが食べ甲斐がある。というわけで今年の小さな家菜園はまずまずの結果となりそう。
農作物は当たり外れがあるから難しい。ミニ菜園の遊びならばご愛敬だが、それで生活している人たちは大変だろうと思う。だからと言って政府の補助金云々に頼るのもどうかという気がするが、実際そうしないとうまく行かないところはあるのだろう。
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