2010年08月29日
森林生態学の四手井綱英の「森林はモリやハヤシではない」を読んだ。その中で、「砂漠の造林や緑化をやる手始めに、海岸の砂丘で何か工夫をして、造林をしてみる。そしてその造林に成功すると、そっくりそのままの方法を砂漠へ持っていけば、砂漠に造林ができる。」という考えを厳しく批判している箇所があった。日本の砂丘で成功すれば、中国などの砂漠でもうまくいくということではないらしい。砂漠にはそもそも水がないのだから、木を植えるよりもまえに水の供給を考えなければならないとのこと。単に木を植えれば何とかなると考えるのは、真実と遊離した似非科学の類らしい。いままで単純に信じていた自分が恥ずかしい。
2010年08月22日
我が家の家庭菜園もナスとキュウリの実が順調に生ってきていたと思ったら、最近キュウリの葉がゴマを振りかけたように変調して実も生らなくなってきた。インターネットで調べると、ベト病という病気らしい。急いで園芸店に行き専用の薬を買ってきて散布。ついでにナスの実もきれいな紫色にならないという話をしたら、肥料不足だと言われてしまった。小さな袋入りの化成肥料を買って帰り、ナスの根元に与えた。これで色づきのいいナスが生ることだろう。いまはまだ暑すぎるが、もう少し涼しくなったら収穫の時期になることを期待。
2010年08月15日
驚異的に暑い今年の夏もようやくお盆休み。久しぶりに映画で束の間の休息を楽しもうと「インセプション」というのを見た。ディカプリオの主演、日本人の渡辺謙も出ている近未来の映画だ。感想はといえば、「理解不能、わけ分からない」の一言。夢の世界と現実の世界との往復があり、夢の中でさらに夢がありというわけで一体なにがどうなっているのか分からないまま終了。観客は多かったが皆さんは理解できたんだろうかと疑問。CG技術を多用しているので映像そのものは驚くべきシーンがいろいろと出てきたが、この映画は策に溺れた駄作だというのが正直なところだ。
2010年08月08日
我が家に工事の人がやってきて外壁に穴を開けたりの作業をしていった。暑い日差しの中で汗まみれになっての仕事だった。ご苦労様。私も時々見に行って進捗を確認していたが、電動ドリルの歯が地面の上に直接置いてあって思わず踏みそうになる。気をつけてみると、作業の仕方が思いのほか乱雑だ。もっと工具を大事に扱った方がいいのになあ、と思ったものの特に何も言わず。工事そのものは無事終了したようなのだが、後で不具合が出てこないことを願っている。
2010年08月01日
フラメンコギターの沖仁(おき じん)という人の最新CD「Al Toque(アル トケ) フラメンコの飛翔」をアマゾンから購入して早速聴いてみると、ギターの音はもちろんのこと、それ以外にもいろいろな音がかぶさって多重的でしかも全体としてスペインの感じが良く出ている。いい音楽を聴いたものだと満足。この曲ならばと秘蔵のゼンハイザーのヘッドホンで聴いてみると音質がイマイチ。不思議だと惑っていたら右からの音が全く出ていないことが分かった。要するに故障。このヘッドホンは並行輸入業者から購入したので、さて修理はどうなるんだろうと思案中だ。
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