記事検索

2009年07月26日
テレビのCMで流れている音楽の題名が知りたくて、インターネットで製品名から順に検索していくと、エリック・サティの「ジュ・トゥ・ヴ」という楽曲であることが知れた。さらにいろいろと調べていくと、「クラシック名曲サウンドライブラリー」というところからフリーでダウンロードができるということもわかった。このウェブは、著作権の切れた昔の名曲を自分達でMIDIで作成しているのだそうだ。従って、演奏者の権利問題もクリアしているとのこと。本の世界でいうところの青空文庫を目指しているらしい。その恩恵にあずかるべく、Amazonやらツタヤなどの入り口に引っかからないようにして目的の曲をダウンロード。パソコンを使用するときのバックミュージックとしている。
            
2009年07月19日
この暑い夏にタヒチの雰囲気に浸るのもいいだろうと、東京国立近代美術館で開催中のゴーギャン展を見に行った。代表作であるボストン美術館蔵の「我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか」も展示されていて、どっぷりと南国の世界。ゴーギャンはゴッホと一緒に紹介されることも多いけれど、色使いはゴーギャンの方がよほど落ち着いている。とりわけ彩度のバランスがすばらしい。絵の印象を決めるのは、モチーフはもちろんだが、技術的にはまず明度のバランス、明度の次に彩度、その次に色度という感じだろうか。本格的に習ったわけではないが、いままでの私の経験則だ。

2009年07月12日
高校のときの同窓会名簿の案内が来た。現住所の確認と購入(1万円)のご案内だ。よくみると、住所不明者の連絡先を探していますということで、我々の学年の不明者の名前が列挙されていた。「こいつ住所不明なのか、元気にしているのかな」という懐かしい名前もあった。全体で見ると学年の1割弱の人数が不明のままのようだ。1割弱というのは少ない方だろうと思う。堅実な高校だったからね。
            
2009年07月05日
西川美和監督の「ディア・ドクター」は笑福亭鶴瓶の主演もよく、無条件に楽しめる映画だった。お年寄りばかりの山村に勤めている医者の先生が村人から頼りにされ、尊敬もされて暮らしていたのに、実はニセ医者だったというお話。鶴瓶の味わいもよかったし、なんと言っても村人の定見のない対応が面白かった。いい先生だと褒めそやしておきながら、ニセ医者と分かると「そういえば・・・」と簡単に態度を変えるというところが本当にありそうで、細かいところまで目がとどく監督の技量を感じた。観客も多かった。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です