2009年03月29日
先週、バス停にスト決行予定の張り紙がしてあった。このバス会社のこれまでの経験からいくと、まず一日は終日ストを行い、さらに追加ストをやるぞと構えておいて直前に妥結に至るという風だ。景気悪化の影響もあるから、今回も初日は一日中ストだろうなと諦め、自転車で移動することにしてスーツ姿で颯爽と自転車通勤、でも少々疲れた。これでバスのストにも影響をされない自衛手段だぞと思っていたら、実はストは朝のうちに終わっていたとのこと。バスは動いていたよ、という話を後で聞いたが、いまさら遅いというものだった。
2009年03月22日
最近訪れたサイトの中で最も傑作の作品が、国立天文台の4次元デジタル宇宙プロジェクトで作成されたmitakaという天文表示ソフトだ。地球や火星、木星、土星などの太陽系から始まって遠く銀河の星の散らばりやM13の表示など、まったくもって感動と言うしかないソフトだ。時間軸についても遡ったり進めたりすることも可能だ。国立天文台の作成だけあって信頼性はあるだろうし、ソースコードも公開している。見る人のレベルによってこの内容からどれだけの情報を仕入れることが可能かが決まるのだろう。私はといえば、子供の頃に望遠鏡を使って土星の輪を見つけて喜んでいたのを想い出すというものだ。
2009年03月15日
ソマリア沖の海賊退治に日本の海上自衛隊も出撃するというニュースが流れている今、ちょうど塩野七生の「ローマ亡き後の地中海世界(上下巻)」を読んでいる最中だ。内容と言えば、古代ローマ帝国滅亡後の地中海について、新しく興ったイスラム教の勢力と西洋のキリスト教勢力との闘争が書いてある。イスラムの海軍は基本的には海賊行為を働いているのと同じであって、最終的には近代的要素をもった西洋の海軍によって駆逐されるという話のようだ。塩野七生のイタリアびいきが随所に出ているところが何とも微笑ましいところだが、それにしても戦火の絶えない時代を過ごしているものだと思う。イスラムの世界といえばスペインのアルハンブラ宮殿のように刮目する文化もあるのだが、政治の世界ではそうでもないようだ。
2009年03月08日
ベッドでふと気がつくと腕が丸太のように大きく感じられ、頭は巨大な石のよう、胴体は鎧を着たかのように重く感じられるので、びっくりして自分の腕をさすると、いつもの細腕だ。しばらく寝入っていると、また腕が巨大な重しとなって体を圧してくる。このような不思議な幻覚が数夜続いた。これはきっと何かの影響なのだろうなと思いつつ、一句
「混濁の春三月の夜明けかな」
2009年03月01日
本日は都合により更新なし。すみません。
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