2009年05月31日
今週は都合により一回お休みです。
2009年05月24日
画材店に額を見に行ったところ、ちょうど年配のご婦人方がサムホールの額を前にしてお喋りの最中。そのうちの一人が「この額なら私のこの絵に合うんじゃない」と皆の同意を求めていた。見るともなく見ると、赤いバラの花束を丁寧に描いたサムホールの小品であった。でもどう見ても絵はがき調だな、きっとどこかの絵画教室で先生の言うとおりに描いたのだろうと、私は勝手に想像していた。綺麗に描くばかりでなにが面白いのだろうかという印象をもった。
ところで、昨夜のNHKのBSでメトロポリタン美術館の紹介を2時間かけて行っていた。その作品群の量の膨大さ、重厚さに改めて感動した。そもそものレベルと量が違う。
2009年05月17日
退職する人にこれまでの備品を整理して、不要のものを廃棄してもらった。簡単な作業に見えるけれども実はこれが難しい。「これは使えるから残しておいておこうか?」「それほど昔のものではないから十分使えるよ」という話なのだが、実は30年前に購入したものだったりする。これはその人の性格もあるだろうし、その年代の特徴なのかもしれないと思う。ちょうど子供の頃に白黒テレビが家庭に入り始め、車がマイカーとして普及してきたときの世代だ。将来への希望に輝いてモノを買いそろえていく、というと評論家ふうだが、実際はお隣さんがテレビを買ったからウチでも買おうよ、というノリだったような気がする。それでも欲しいモノが目の前の目標としてあったわけだから、いい時代だったんだろう。
2009年05月10日
長い連休もようやく終わり。とある一日、映画「鴨川ホルモー」を見にでかけた。その前には万城目学の文庫本原作も読んでいたので、その違いやらも楽しめた。原作の部分が省略、改変されているところは当然あるわけで、2時間の映画にするには、話を単純にわかりやすくするしかないのだろうと思って見ていた。映像では祇園祭の宵山のシーンがよかった。学生の頃はその有り難みがわかっていないので、宵山も山鉾巡行も一回しか見ていない。6年もいたのだからもっと見ておけばよかったと今になって後悔の念が出る。
その話の中に、陰陽道の話もでてきて、ちょうど今読んでいるのが兵藤裕己の「琵琶法師」(岩波新書)だ。これって同じような世界の話だよなと言うと、専門家である兵藤さんは「一緒にしないでくれ」と怒ることだろう。
2009年05月03日
メキシコを発生源として豚インフルエンザが世界中に流行しそうな兆しがある。日本でも海外からの帰国者を中心にして厳戒態勢がひかれている。用心のためにマスクを買っておこうとスーパー、コンビニを回ったらすでに売り切れ。仕方なく遠くまでまわって何とかゲット。それにしてもマスクが直ぐに売り切れるとは風評の類だろう。連休中は家でおとなしくしているのが一番なのかなあ、と思いながら、好天に誘われて人混みの中に出かけている。画材店で必要なものを買ったり、10号の額が安く出ていたりしたのでつい色々と散財中。
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