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2008年01月27日
緊張すると瞬きの回数が増えるのだそうだ。米国大統領選で、共和党候補と民主党候補のディベイトのときの瞬き回数を比較して、大統領選出結果と瞬き回数との関係を論じている学者がいる(もちろん米国人)。データの得られた過去8回のうち、瞬きの多い方が負けているのが7回だそうだ。例外は2000年のブッシュ対ゴア。ブッシュの方が瞬きが多かったようだが大統領に選出された。しかし、このときはフロリダの混乱を考慮すれば実際にはゴアの方が勝っていたともいえる訳だから全的中ということだ。ことしの大統領選はまだ党代表を選んでいる段階だから何とも言えないが、瞬き回数から予測すると、民主党はヒラリー、共和党はロムニーが勝ち上がるとのこと。面白いことを研究している人達もいるものだ。

2008年01月20日
新幹線の東京駅のホーム売店で珈琲を買ってSUICAで払おうとしたら、
「SUICAは使えません、現金にしてください」
と言われてしまった。きっとJR東海所属の売店だったのだろう、と後になって思いいたった。同じJRでも会社は違いますということだ。
国鉄の分割民営化のときの改革三羽がらすだった(後のJR東海社長)葛西敬之著「国鉄改革の真実」(2007年7月発売)を買ったのも名古屋駅だった。分割民営化のときの生々しい内情が暴露されているのは当然だが、その後JR東海に移ってからはJR東日本への敵対心が陰に陽に書かれているのが面白い。たとえば、品川駅は新幹線の部分だけJR東海の所有となっているのだが、周囲をぐるりとJR東日本の土地に囲まれているので、どうにも活用のしようがない、といったことまで書いてあって、そういうものなのかと改めて知ったというものだ。
                  
2008年01月13日
この正月休みに手嶋龍一著「ウルトラ・ダラー」を読んだ。北朝鮮による精巧な偽ドル作りの話が日本、米国、モスクワ、パリなどの世界各地を舞台に展開されているのだが、なんとも言いようがない読後感であった。ノンフィクションではないらしいが、実際に北朝鮮の偽ドルが噂されている折りに、偽ドル作りに日本の会社が関係しているかの記述もあり、日朝交渉にたずさわった日本の外務官僚を特定しているかのような記述もあって、「本当のような嘘」なのか「嘘のような本当」なのかがサッパリわからない。007シリーズのような話であれば、荒唐無稽と理解するからただ単に楽しむことができるが、この本のように細部までリアルに書いてあると、つい本当なのだろうかという気になってしまう。著者としてはそれが狙いなのかもしれない。実質的には事実として読んでもらいたいけれども、でも間違っていたときには「いや、あれはフィクションですから・・・」と言い逃れができるように書いてあるように思われた。

2008年01月06日
いよいよ2008年の始まりだ。変革の年らしい、そのようにアメリカのオバマ大統領候補が言っている。元副大統領のゴアさんは地球環境問題を盛んに取り上げてノーベル平和賞をもらっている。とにかく、変革の年であり、環境保護の年となるようだ。
そう考えながら近くのお寺に初詣に行ったところ、いつもお札とか破魔矢を焼いている火が今年はなかった。ふと見ると写真のことのようだ。ダイオキシン問題で伝統のお焚き上げも中止になったとのこと。小さなことから環境問題を考えて環境によくない風俗習慣は止めましょうということらしい。そういうものなのか。

あまり文句を言わずに、本年もいい一年となりますように

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