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2007年12月30日
帰省のための新幹線の切符を買いに行ったところ自動販売機の前には5人ほどの行列ができていた。みどりの窓口はと見ると6人くらいの待ち行列だ。待っている人数は同じくらいでも自動販売機は2台、窓口の受付は3カ所、ということでためらわずに窓口に並んだのが失敗だった。一人あたりの処理時間が違っていた。窓口ではきっと単純な新幹線切符だけではなく、それから在来線に乗り継いでとかの希望の人達も多かったのだろう、時間がかかった。自動販売機に並んでいたのは若い人達、窓口に並んでいたのは年配の人達だったというのも影響があったのかもしれない。そうは言っても10分くらいの待ち時間で済んだのだから良しとしなければ。
では、来年も良い年でありますように。

2007年12月23日
昼下がりにテレビを見ると全国高校駅伝大会をやっていた。冬の京都を舞台に毎年行われているイベントで、テレビを見始めたときは東大路を選手たちが北上しているところであった。そのうちに百万遍交差点を過ぎ、左右に見慣れた風景が広がって懐かしかった。古くからの駸々堂を過ぎると、農学部前の入口があり(ここでは冬に屋台のラーメン屋が出て夜食に利用していた)、餃子の白水があった(餃子定食をよく食べたところだ)。懐かしいなあと思っているうちに眠りに誘われてそのまま昼寝。気がついたら決勝のゴール直前のところであった。
駅伝ではないが、気がついたら今年もあとわずか一週間。早いものだ。
               
2007年12月16日
江戸幕府創生の頃の萩藩留守居役の日記を基にした山本博文著「江戸お留守居役の日記」を最近読み直してみてその面白さをあらためて感じている。その中で、萩藩の麻布下屋敷を幕府から拝領する話がでてくる。1991年刊行のその本の中では現在の防衛庁の敷地だと書いてあるが、今になってみればその地は東京ミッドタウンに変貌を遂げている。東京ミッドタウンの隅の方にサントリー美術館があってちょうど「鳥獣戯画展」が催されている。サントリー美術館のあたりは下屋敷の「奥」にあたり、女中たちの住まいであった「長局(ながつぼね)」のようだ。京都高山寺秘蔵の鳥獣戯画を萩藩の下屋敷長局跡で見るというのも面白いものだ。

2007年12月09日
自動車関連の技術出版を得意とする山海堂という出版社がある。ところがこの12月3日に取引停止となったようだ。要するに倒産か。このニュースを教えてくれた知人は「近所の小さな本屋で山海堂の本を投げ捨てていて、只でもいいから持っていってくれと言われたので何冊かもらってきた」と喜色満面で言っていた。それならばと、私もこの土曜日に大手の紀伊國屋書店に出向いて山海堂の本をたっぷり貰ってこようと思ったら、残念ながら、いつもどおりの定価販売であった。店の人からは「もう絶版になる可能性もあるので、欲しい本は早めにお買いになった方がいいですよ」と沢山購入するように勧められた。結局、これは、という本を一冊のみ購入、他にはそれほど欲しい本が見つからなかった。倒産するのも理由があるのかもしれない。
                
2007年12月02日
子供の頃に国立公園の切手シリーズが流行っていて、雲仙国立公園とか西海国立公園とかの九州を代表する国立公園の切手もあった。今回、その中の西海国立公園の地を訪れることができた。佐世保駅前にはソテツの木が並び南国情緒を醸し出していて、九十九島は小さな島々がいくつも重なり、その間隙をぬうように佐世保港につながる海があった。佐世保は軍港の街でもある。繁華街を歩けば米国兵の姿を見ることができる街でもある。食べ物で驚いたのが、鯨が普通に食されていることだった。ベーコンやら赤身やらの鯨が食堂で供されていた。それ以上に驚いたのは、豚肉の角煮を饅頭で挟んだもの。これはおやつなのか主食代わりにできるのであろうか、旨そうな味ではあったが。

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