2007年03月25日
それぞれの分野で活躍していた人達の退官記念講演会を数回聞く機会に恵まれた。ライフワークを語るために30年以上も前の話から始まることが多く、その当時のグラフは当然方眼紙に手書きだ。きっと数字はロットリング、グラフは雲形定規で書いていたんだろう。昔の講演会では模造紙をめくりながらやっていたものだった。いまのパソコン技術が発達したのもここ10年くらいの話だから当然といえば当然なのだが、あまりの違いに不思議な感じがする。
内容については人によって千差万別。どちらかと言えば、「少年老いやすく学成り難し」という感じの人が多かった。30年といっても振り返ってみればアッと言う間なんだろう
2007年03月18日
北は北海道札幌から南は九州の福岡までいろいろと出張はあるが、四国に降り立ったのは初めてだった。高松空港からの風景にまず驚いた。丸いお椀を伏せたような山がいくつも折り重なっていて、まるで日本昔話の絵のようだった。このような風景も珍しく、遠くに屋島が平らな姿を見せているのも面白かった。栗林公園も近くにあるようだ。時間があれば巡り歩くこともできたが飛行機での日帰り出張なのでどこにも寄る時間がなかった。せめての昼食は腰のある讃岐うどん。
いつか暇なときにサンライズ瀬戸の寝台特急で夜行列車の楽しみを味わいつつ、ゆっくりと讃岐うどんを食べに出かけることとするか。
2007年03月11日
専門書を入手しようとして出版元のホームページを見ると既に絶版。なーに、古本が出回っているさ、と「日本の古本屋」というウェブの探求書コーナーというところに欲しい本を登録してこれで完了。そのうちに連絡があるだろうと思っていたら、待てど暮らせど連絡が来ない。それほど出回っていない本なんだろうか、そう思うと余計に手に入れたくなるのが人情で、先日、外の会議に出かけた際に小雨の降るなか神田の古書街を巡って探した。数多の古書店がある中で、専門書を扱っている「明倫館書店」でとうとう発見、嬉しいものだね。3千円を払って早速購入。他にも面白そうな古書が並んでいて飽きなかったが、雨の中をうろうろとしていたおかげで風邪を引きかけてしまった。
2007年03月04日
大阪への日帰り出張は新幹線を使っても片道5時間、往復10時間かかるものだからせわしない旅路だ。会場に遅れないように到着するために階段も小走り、エスカレータも小走りということで、ふと気がつくとエスカレータの右端に皆が立ち止まっている。走れないぞ、じゃまだなと思ったが、大阪では左側を空けるようにしているのを思い出した。ところ変われば習慣も変わるというものだ。大阪の街を見て廻る時間はなかったが、地下鉄御堂筋線のホームの天井がドーム型になっているのがとても懐かしかった。
最近のコメント