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2012年4月08日
上野の国立西洋美術館で開催中の「ユベール・ロベール展」を見に行くと、ちょうどお花見の季節というのもあって駅前から人が溢れていた。その人混みをぬって西洋美術館に入ると一気に喧噪も消えて別世界。デッサンが多く油彩のものが少なかったが、崩壊する古代ローマの雰囲気が十分に感じられた。ところで、ユベール・ロベールは19世紀くらいの人かと思っていたが、それよりも前の18世紀の人とのこと。要するにフランス革命の頃の人だ。今から考えればフランス革命そのものが既に遠い過去の話であるが、そのころの人がさらに昔の古代遺跡を懐かしんでいるので何となく不思議な感じがした。
帰りに書籍売り場で西洋美術館の版画コレクションの画集を見つけたのでつい手が出て購入。帰宅してから本棚を見ると、同じ画集が既にあったというドジ。

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