2004年11月28日 夜更けに南の空を見上げればオリオンの三つ星が並び、その少し離れたところに「すばる」(ブレアデス星団)が認められる。子供の頃に「すばる」を見上げて星がいくつ見えるかを友達と競っていたのは遥か昔のことだ。そのころは5個か6個の星の数を確認することができたが今ではぼんやりと見えるだけ。北天に目をやればカシオペアが既に地平に向かって傾こうとする季節だ。もう冬だ。 鋸と剪定ばさみを片 […]
投稿者: 森田(HP編集者)
2004年10月
2004年10月31日 仙台出張の夜に仕事仲間と別れてから単騎でジャズ喫茶「カウント」を探しに街中に出かけた。土地の人に道を聞きつつようやくたどり着いてみると、確かに噂に聞いていたとおりの昔ながらのジャズ喫茶であった。ALTECの大きなスピーカーがドンドンと(要するに2本ということ)置いてあり、サックスの音が流れていた。自宅で音量を絞って聞いていては感じることのできないものを大音量によって理解でき […]
2004年09月
2004年09月26日 人間の目に見える範囲は光の波長で380~780ナノメートルだそうだ。それよりも長い波長の光は赤外光といわれて人間の目では見ることができない。その赤外光を利用して夜間の人間を発見しようという技術がある。その実験を先週おこなってきた。暗闇のなかの人間でも薄ぼんやりと見えるのだから不思議なものだった。 赤外線とは逆に、短い方の波長は紫外線で、シミを引き起こしてさらには皮膚ガンの原 […]
2004年08月
2004年08月29日 九大の先生と雑談をする機会があって、ふと 「九大でも一回生、二回生と呼ぶんですか」 と聞いたところ、その先生はきっぱりと 「いや、うちは一年生、二年生といいます」 と言われてしまった。西日本一帯では一回生、二回生というのかと思っていたらそうでもないようだ。学年をこのように呼ぶのは近畿地方だけなのかな。分布具合を調べると面白いという気もするが、トリビアの類だね。 2004年0 […]
2004年07月
2004年07月25日 「DNA」(ジェームス・D・ワトソン著)という本を読んだ。著者のワトソンは、同僚のクリックと一緒にDNAの二重らせん構造を発見した人だ。遺伝子解析やらヒトゲノムの話が書いてあって、生命工学の最先端を理解することができた。その中で、ミトコンドリアDNAは母から子供に伝わり、Y染色体は父から息子に伝わるという性質を利用して、ヒトの先祖を遡っていくという研究が紹介されていた。娘か […]
2004年06月
2004年06月27日 この前の実験結果を解析していた若い者が、「どうしてもデータが変です」と頭を抱えつつ相談に来た。もう少しよく考えてみろ、と言いたかったが私もデータをじっくりと調べると確かに変だ。原因をあれこれと考えて、たどり着いたのが、計測機器の問題ではないかということであった。そこでおもむろに計測機器メーカーに電話をして症状を話すと、折り返し、「プログラムにバグがあったようなので至急直しに […]
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