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投稿者: 森田(HP編集者)

2010年10月

2010年10月31日 猛暑の夏がすでに遠い昔のように思い出されて、いつの間にか暖房が必要な季節となった。庭に幾つか蒔いておいた聖護院大根を収穫したら、肝心の根っこの方は十分に太くなっていなかったが、葉っぱは綺麗に育っていたので油炒めとなって食卓に上った。この聖護院大根の種の袋をよく見ると、生産地はイタリアとなっている。てっきり京都か少なくとも日本のどこかと思っていたがそうでもないようだ。園芸店に […]

2010年09月

2010年09月26日 庭の物置の位置を少しずらそうと思ったのがそもそも間違いであったのか、腰をひねって持ち上げようとした途端に、左腰にビビビとしびれがきた。いわゆるぎっくり腰。ひどくはないものの前屈みになると痛いので、直立姿勢のまま。しばらくじっとする日が続きそうだ。筋力が弱っているのかもしれない、回復したら腹筋運動でも続けるようにしよう。毎日の少しの積み重ねが大事を防ぐというものだ。 異常に暑 […]

2010年08月

2010年08月29日 森林生態学の四手井綱英の「森林はモリやハヤシではない」を読んだ。その中で、「砂漠の造林や緑化をやる手始めに、海岸の砂丘で何か工夫をして、造林をしてみる。そしてその造林に成功すると、そっくりそのままの方法を砂漠へ持っていけば、砂漠に造林ができる。」という考えを厳しく批判している箇所があった。日本の砂丘で成功すれば、中国などの砂漠でもうまくいくということではないらしい。砂漠には […]

2010年07月

2010年07月25日 E.O.ライシャワーの「円仁 唐代中国への旅」という本をようやく読み終えた。平安時代の天台宗高僧が遣唐使として唐に渡り、9年の歳月をかけて仏教を学んだときの克明な記録が「入唐求法巡礼行記」だ。その日記を英訳したのが、米国駐日大使だったライシャワー氏。さらにその解説書というべき本を執筆したのが冒頭の本だ(1955年)。日本語訳は田村完誓という人(1963年訳)。いずれにせよ昔 […]

2010年06月

2010年06月27日 参議院選挙が始まって街頭が慌ただしくなっているなか、辻井喬の「茜色の空」を読んだ。大平正芳の生涯を辻井らしい落ち着いた筆調で書いているのだが、どうも真実なのか嘘なのかよく分からない部分があって混乱する。冒頭に「この作品は、事実を取材し、実在の人物の行動・発言を基に小説的に再構築したフィクションである。」と断っているので文句は言えないが、それにしても虚構が事実の中に埋められて […]

2010年05月

2010年05月30日 出張でビジネスホテルに泊まり、朝食はよく見かけるバイキング料理。卵があったので、給仕のおばさんに「これって茹で卵ですか?」と聞いたところ「温泉卵ですよ」と言われた。そこが私の世情に疎いところで「温泉卵は割っても大丈夫ですか」と聞くと「黄身が半熟だからね」という少しずれた回答。あまりしつこく聞くのもなんだし、と思って食卓で割ってみると白身も黄身を半熟であった。温泉卵とはこうい […]

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