2012年2月26日 もうじき東日本大震災が起きてから一年だ。福島第一原発の事故も沈静化に向かっているようだがまだまだ油断できない。当時は原発廃絶という雰囲気があったものの、今では「そうは言ってもエネルギーの安定化を考えると原発は必要じゃないか」という意見も盛り返しているようだ。原発立地の地元からしてみれば、関連する交付金等で経済的に潤うのだからそう簡単に止めましょうというわけにはいかないのかもし […]
カテゴリー: 日記
「漆芸中島」というところで作っている箸
2012年2月19日 岩波書店の岩波新書、中央公論の中公新書、講談社の現代新書の老舗が「知に歴史あり」というタイトルでフェアを行っているそうだ。他にも数多の新書がある中で、自分たちは正統であるという雰囲気が漂っている。それはそれで立派なことだから文句は言うまい。この三新書から見れば端っぱの幻冬舎新書の「考えないヒント」(小山薫堂2006年)が本棚にあったので、再度読み返してみたところ、あらためて面 […]
オリオン座の一等星ペテルギウスが爆発する可能性
2012年2月12日 オリオン座の右肩のところにあたる一等星ペテルギウスが爆発を起こす可能性があるのだそうだ。約640光年離れているので、いま起きていたとしても640年後にしか地球の我々には分からない。我々が目にすることができるのが一体何時なのかが問題なのだが、早ければ今年かもしれないという(不確かな)予測がある。爆発すると昼間でも見えるくらいの明るさで輝くらしい。その後、4年間くらいは星として見 […]
高齢者と視野
2012年1月29日 高齢になると視野が狭くなるそうだ。比喩で言っているのではなく実際に見える範囲が狭くなるとのこと。ところでピンホール眼鏡というのがある。眼科医が使う物らしくて眼鏡の部分が遮蔽板になっていて、その真ん中に小さな穴が開いているという代物だ。直径2mmで見るとその穴を通してしか見えないので、ほとんど周囲が見えない。約20度の視野なのだそうだ。若い人がこれを掛けると高齢者の不便さが分か […]
「世界の都市の物語 ソウル」を読んで
2012年1月22日 以前、木村尚三郎「世界の都市の物語 パリ」を読んで、あまりの内容のなさに憤慨した覚えがある。今回、ブックオフでそのシリーズの「ソウル」を105円で見つけたので懲りずに購入。ソウルの景福宮などには行ったことがあるので興味も湧いたというわけ。予想以上に内容がよかった。著者名は○在彦という人(名字の漢字変換ができないので○で表現)。今まで知らなかった韓国の政治状況とくに李氏朝鮮時代 […]
「ブリューゲルの動く絵」(監督レフ・マイェフスキ)
2012年1月15日 「ブリューゲルの動く絵」(監督レフ・マイェフスキ)という映画を見た。ブリューゲルの名作「十字架を担うキリスト」から着想を得て16世紀フランドル地方の状況を描いている。期待して見に行ったものの見事に外れ。ストーリーはあるようなないような話で、最初の風車のシーンなどは大いに期待が持てたのだが、それ以後はよく分からないままに終了。キリストの寓話か16世紀フランドルにおける政治情勢に […]
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