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高齢者と視野

2012年1月29日 高齢になると視野が狭くなるそうだ。比喩で言っているのではなく実際に見える範囲が狭くなるとのこと。ところでピンホール眼鏡というのがある。眼科医が使う物らしくて眼鏡の部分が遮蔽板になっていて、その真ん中に小さな穴が開いているという代物だ。直径2mmで見るとその穴を通してしか見えないので、ほとんど周囲が見えない。約20度の視野なのだそうだ。若い人がこれを掛けると高齢者の不便さが分か […]

「世界の都市の物語 ソウル」を読んで

2012年1月22日 以前、木村尚三郎「世界の都市の物語 パリ」を読んで、あまりの内容のなさに憤慨した覚えがある。今回、ブックオフでそのシリーズの「ソウル」を105円で見つけたので懲りずに購入。ソウルの景福宮などには行ったことがあるので興味も湧いたというわけ。予想以上に内容がよかった。著者名は○在彦という人(名字の漢字変換ができないので○で表現)。今まで知らなかった韓国の政治状況とくに李氏朝鮮時代 […]

「ブリューゲルの動く絵」(監督レフ・マイェフスキ)

2012年1月15日 「ブリューゲルの動く絵」(監督レフ・マイェフスキ)という映画を見た。ブリューゲルの名作「十字架を担うキリスト」から着想を得て16世紀フランドル地方の状況を描いている。期待して見に行ったものの見事に外れ。ストーリーはあるようなないような話で、最初の風車のシーンなどは大いに期待が持てたのだが、それ以後はよく分からないままに終了。キリストの寓話か16世紀フランドルにおける政治情勢に […]

「ニュースに騙されるな」(椎名健次郎著)

2012年1月8日 この冬休みに新幹線の中で暇つぶしに読んだ「ニュースに騙されるな」(椎名健次郎著)は意外な切り口の本で退屈せずに済んだ。著者はもともとテレビ業界の政治担当記者でその後ネット企業に転職したという経歴の持ち主だ。テレビや新聞の政治記者が記者クラブの仲間内で官製報道に頼ったニュースしか流していないということはしばしば言われていることだ。その実態を具体的に明らかにしている。ここまでの話で […]

明けましておめでとうございます

明けましておめでとうございます。なんと言っても振り返ってみれば昨年は大変な年だった。今年は一体どうなることやら。 それはそうと、昨年末にパソコンOSをVistaからWindows 7にバージョンアップ。Vistaも決して悪くはないのだけれども世上では失敗作とされているOSだ。バージョンアップ用のDVDを購入して簡単にインストールできるかと思ったら、なんと4時間くらいかかってしまった。メールソフトの […]

2011年12月

2011年12月25日 映画監督の森田芳光が61歳で亡くなった。テレビや新聞でその業績が伝えられているように、斬新な切り口から映画を撮る監督であった。1985年の「それから」を見て感動して以来ときどき見るようになった。「(ハル)」も傑作と言っていい映画だ。メールでのやりとりは味気ないという浅薄な見方に対して、人の感情は媒体とは関係なく奥深いものだということを分からせてくれる映画だった。しかし最近は […]

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